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中国のコンセントは日本と同じ?電圧や周波数はどうなっている?


電源

旅行や出向で中国に滞在することが決まったとき、電化製品が日本と同じように使用できるかについて不安を感じる方も多いのではないでしょうか。日本と中国ではコンセントの形状や電圧、周波数が違うので注意が必要です。この記事では中国のコンセントの特徴や、日本の電化製品を使用する際に必要な変換プラグ・変圧器について詳しく解説します。


目次


中国のコンセントは日本とは違いがある

中国のコンセントは、日本と比べてどういった違いがあるのでしょうか。ここでは、中国のコンセントの仕様を詳しく解説します。


中国で主流なのはAタイプとOタイプ

中国で主に使用されているコンセントは、Aタイプと呼ばれる日本でも馴染みのある規格と、Oタイプと呼ばれる規格です。中国では、AタイプのコンセントにCタイプの差し込み口が併設された兼用コンセントが一般的です。Cタイプは、ヨーロッパなどで使用される2つの丸い金属端子を持つプラグに対応しています。

一方、Oタイプのコンセントには、ハの字型に配置された2つの金属端子を持つOプラグと、Oプラグの形状に加えてもう1本の金属端子が配置されたO2プラグの2種類に対応しています。


香港とマカオ地域ではBFタイプ(Gタイプ)

香港とマカオ地域ではBFタイプ(Gタイプ)が使用されています。BFタイプ(Gタイプ)はイギリスやシンガポールなどでも使用されている3穴のコンセントです。同じ3穴でもOタイプとは形状が異なっています。


中国の電圧は220V

中国ではコンセントの電圧が日本よりも高いので注意しましょう。日本のコンセントの電圧は100Vですが、中国では220Vの高電圧になっています。220Vに対応していない家電を接続すると、故障や事故の原因になります。


中国の周波数は50Hz

中国でも日本と同じように、コンセントには交流電圧が供給されています。ただし、周波数は日本のように地域差があるわけではなく、一律で50Hzです。東日本は同じ50Hzですが、西日本では60Hzなので10Hzの差が生じます。ヘルツフリーではないので60Hz対応の家電を中国で使用すると、不具合が生じる可能性があります。


中国では変換プラグが必要?

形状が違うコンセントを変換する便利なアイテムが変換プラグです。中国に行くときは変換プラグがあると安心ですが、行く場所によっては必須とまでは言えません。ここでは、中国の各地域におけるコンセントの種類や、変換プラグの必要性について詳しく解説します。


Aタイプがあるホテルへの滞在では不要

中国では、基本的にホテルや空港などでAタイプのコンセントが設置されています。Aタイプのコンセントがあるホテルに短期間滞在する場合、変換プラグがなくても問題ありません。ただし、古いホテルではOタイプしかなかったり、Aタイプのコンセント数が少なかったりする場合があります。


香港やマカオ地域では必須

香港やマカオに行くときには、BFタイプ(Gタイプ)がほとんどでAタイプがないので、変換プラグが必要です。日本の電化製品を持っていくのなら変換プラグを必要な数だけ用意して行きましょう。


万能コンセントは危険なので注意

中国では、AタイプやCタイプ、Oタイプなど複数の規格に対応した万能コンセントと呼ばれる電源タップや変換プラグが存在します。万能コンセントは便利である一方、発火のリスクが高く、万能コンセントが原因で火災が発生するなどのトラブルが複数回報告されています。そのため、現在では中国国内でも万能コンセントの販売は法的に禁止されています。それでも中国の店頭で購入できる場合があるので、手を出さないようにしましょう。


中国では変圧器が必要?

電源

中国の電圧は220Vなので日本の100Vとは異なります。そのため、使用する電化製品によっては変圧器が必要になります。以下では、変圧器が必要な場合と不要な場合について解説します。


変圧器が不要な場合

多くの情報家電は、幅広い電圧に対応しています。以下のような機器は、変圧器なしで中国でも使用できることが多いです。


・スマートフォン

・タブレット

・ノートパソコン

・デジタルカメラ


これらの機器は、100V〜240Vの範囲で動作するACアダプターを使用していることが多いため、中国の220Vでも問題なく使用できます。ただし、念のため、各機器の取扱説明書や本体表記で対応電圧を確認しておくことをおすすめします。


変圧器が必要な場合

一方、以下のような電化製品は、100Vにしか対応していない場合があります。


・ドライヤー

・ヘアアイロン

・電気シェーバー

・炊飯器

・ホットプレート


これらの機器を中国で使用する場合は、100Vから220Vに変換する変圧器が必要です。変圧器の容量は、使用する機器の消費電力に応じて選ぶ必要があります。同時に複数の機器を使用する場合は、それぞれの消費電力を合計した容量の変圧器を用意しましょう。


まとめ

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中国ではOタイプとAタイプのコンセントが主流です。ホテルなどではAタイプのコンセントがある場合が多いので、変換プラグはなくても問題ありません。ただし、中国では220Vの高電圧で50Hzの周波数になっています。対応している機器でないと故障や事故につながるため、変圧器を用意しておくと安心です。また香港やマカオのようにAタイプのコンセントが普及していない地域もあるので注意しましょう。


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